西野亮廣さんの講演会に行ってきました!
西野さんの書籍はどれもとても有名で、私も何冊か読みましたが、西野さんならではの考え方でやや抽象的と言うか…ビジネスパーソンの枠を超えた発想を持ってる人だなって言うのが私の印象です(小説書いてるくらいだしね)。
個人的に西野さんのお話は言語化しづらいのですが、生でお話を聞ける機会はなかなかないので、頑張ってシェアしたいと思います🙌
Contents
講演テーマは「現代のお金」
ちょっと難しそうな、というかイメージが湧きづらいタイトルでしたが、
時代が変わり、お金と広告の在り方も一昔前とは全く違っているというお話でした。
お金は何の対価?
突然ですが、働いている方が毎日得ているお金は何の対価だと思いますか?
毎日遅くまで働いているから、自分に与えられた仕事は全部片づけたから…
そう考えて、労働の対価になっていないでしょうか。
違うんです!
お金は、相手に与えた価値の対価。
言われてみたら当たり前なんですが、自分の仕事に置き換えてみると「私は価値を与えてる!」と言い切れる人は多くないんじゃないかと思います。
突然ですが…
じゃあ、次の問題!サンマはまずい時期の方が値段が高いけど、それはなぜでしょう?
価値の高い人間になるには?
10000時間の法則って知ってますか?
元リクルートの藤原和博さんという、教育改革実践家(初めて聞いた肩書!)が仰っている法則だそうです。
「1つの分野に1万時間費やせば、100人に1人の存在になれる。」
これを組み合わせることで、100万人に1人の存在になれるのです!
西野さんで言うと、お笑い×絵本×広告、1/100×1/100×1/100=1/1,000,000
これを三角形にしたのがクレジット、いわゆる稼げる能力になります。
↓こういうこと
角から角への距離は遠いほうが良くて、「お笑い芸人のくせに絵本って何だよ!」と言われるくらいが三角形が広がって、稼ぐ能力が高まります。
さらには、この三角形で1000万稼げるとしても700万くらいに抑えておいて、余力の300万で新しい1/100を伸ばすことが自分の価値をさらに高めます。
競争に参加してはいけない
芸人さんの登竜門とも言われる、すべらない話やさんま御殿。
西野さんは、ここでの競争に参加したらダメだと言っていました。
この番組でめちゃくちゃウケても、それは「松ちゃんの番組って面白い!」と捉えられてしまう。
敷かれたレールの先頭を走っても、レールを敷いた人の背中を押すことになるというのが印象的でした。
このことに早々に気づいた西野さんは、25歳の時にテレビに出ることをやめ、タモリさんのアドバイスにより絵本の道に足を踏み入れ、
さらにそこで、絵本作家として戦うのではなく、絵本作家に出来ないやり方を考えたそうです。
絵本作家に出来ないやり方というのは、ひとつの作品を完成させるのに時間をかけること。
専業作家さんは絵本で食べていかないといけないので、ひとつの作品は短いスパンで出さないといけない。
だけど西野さんは副業でやっているので、時間をかけてプペルを完成させ、絵本作家内の競争から抜け出しました。
他にも作業を分業制にしたりとか、無料公開したりとか、それまでの常識からかけ離れたこともたくさんされていたけど、全てが同じ土俵で戦わないということだったのかなーと思います。
ちなみに、こうやって三角形の全く別の地点で1万時間をかけ出すと叩かれるそうですが、叩かれてる=オンリーワンと言うこと。叩かれてるうちは競合がやって来ないということ。だから甘んじて受け入れろということでした。笑
レッドオーシャンではなくブルーオーシャンに行けという言葉をよく聞くと思いますが、レッドは破れていった人達が流した血のレッドだというのも印象的でした😅
現代のセールスについて
どういう広告を打ち出すべきか?
どんなに良い作品を作っても、それがお客さんの手に届かなければ、作ってないのと同じなんです!
お客さんの手に届けるための動線、線路を作らないと意味がないのです。
その動線を考えるためには、いつも自分が買っているものと買わないものをノートに書き出してみること。私の場合
- 買ってる…水、コーヒー、お米など食品
- 買わない…CD、壺、
でした。最低限の買い物だけするとしたら、生きていくのに必要なものを買いますよね。
でも、本やCDが売れてる人だっている。何が違うんだろう!?
それは、「思い出」。
私達って、旅行に行ったら何かお土産を買って帰りますよね。写真立てとかポストカードとか、Tシャツとか雑貨とか。私はディズニーランドに行ったら日常では絶対使わないカチューシャや、ぬいぐるみ買います
あれは、大切な記憶や経験を、思い出の品に閉じ込めたいから。
つまり人は、思い出を蘇らせる装置であるお土産にお金を払っている。
そこで西野さんは絵本をご自身の原画展のお土産として販売し、作品をお土産に位置付けることで成功したとのことでした。
信用とは何か?
私自身クラウドファンディングには疎いのですが、信用の話をする時にクラウドファンディングの例えがとても分かりやすかったです。
クラウドファンディングをしたいなら、
- お金とは何か
- 信用とは何か
を抑えておくことが必要です。
クラウドファンディングとは集金装置ではなく、信用をお金に両替する機械。
つまり、私達に信用があるのかを測るのにとても分かりやすい方法なんです。
芸能人は人気や知名度はあるが、本音が分からない面も大きく、クラウドファンディングという方法を使ったときにはお金が集まらない場合も多いそう。
その点、西野さんやホリエモンは嘘をつかないという信用があったり、濃いファンがいるので、クラファンは成功しやすい。
もっと分かりやすいのが、西野さんのお友達であるホームレス小谷さんのおはなし。
小谷さんは西野さんの本やSNSでもよく登場するのですが、信用持ちの代名詞みたいな方。
小谷さんがどうやって信用を得ているかは…、
西野さんの著書『新世界』が無料公開されていて、詳しく書いてるので読んでみて下さい。笑
→無料公開はこちら
ちなみに『えんとつ町のプペル』も無料公開されてるよ!この無料公開を浸透させたのも西野さん。→えんとつ町のプペルはこちら
お金を稼ぐのに欠かせない3つのエッセンス
講演会は1人で参加したので、チケットを購入するのに少しだけ迷いました…
でも結論、本当に行ってよかった✨
西野さんの吸引力や、有言実行がにじみ出ているところ、ファンになりました^^
お話も全てが本質的で勉強になったなぁ。
特にビジネスをしてる方には生きるお話だったと思いますが、今回の講演テーマでもあったお金、つまり稼ぐって言う意味で言うと参考になるのはクラファンの話。
繰り返しになりますが、クラウドファンディングとは集金装置ではなく、信用をお金に両替する機械。信用を積み重ねられているか?って、人生において重要で、最悪、信用さえあれば何とか生きていけるんだろうと思いました。
例えば1000人の興味本位のフォロワーさんがいるよりも、10人の信頼あるフォロワーさんがいる方が売り上げは立ちやすいです。
講演を聞いて数年経っていますが、西野さんのお話は全然色褪せないなと思いました!
個人的に講演を聞いて、お金を得るために大切だと感じた3つの要素はこちら。
- ビジネス=価値提供
- 小さい1/100を掛け合わせてレアな存在になる
- 信用
講演の終わりにはサイン本も頂けました✨
かなりのビジネス脳であろう西野さんですが、こんなエモい小説も書けちゃうあたり、唯一無二だなぁ!また講演会などあったら聞いてみたいです♡
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